長く愛されるお店

先日、大阪に行った時のこと。


『登美子』という新大阪駅の近くのお好み焼きやさんに紹介されて行った。


ここのおばちゃんがとても気さくですごく話していても楽しかった。


オススメされたのは、とん平焼きとホルモンネギ焼き。


確かにうまかった。


観光客向けの確実に喜んでもらえるメニュー。


一方では常連さんには定番の安定するメニューを提供していた。


そして驚くのは、酔った状態での入店はお断りしているそうだ。


2軒目での来店はさせてもらえない理由としては、


『うちの店はちまちま食べながらビールを1〜2杯ゆっくり飲むような店じゃないからね。だから常連さんでもそーゆー時はお断わりしてるよ。』


と言っていた。


自分のお店に対する信念を感じた瞬間であった。


長く続けていく理由としてお客様に喜んでいただくために出来ることは


その人に合わせることだけではなく、お店として曲げられないもの、譲れないものがあるからこそお店の色が出てきていていることを感じた。


何色にでも染まる白い画用紙ではなく、落書きされても消えない自分なりの色画用紙を持つこと。


大阪で学んだこと。


常連様でも新規のお客様でも全ては自分の信念を持っていればきっと何か伝わるはず。


一人一人のお客様は平等であること。


いくら使うのか、何回来店してくれているのか、そんなことだけじゃない。


どれだけ一生懸命さが伝わるか。


常に全力なことが一生懸命とは限らない。


ゆったり適度な雰囲気でいられる大事。


自然体で行こう。


だって『登美子』のおばちゃんはしろくまのアイス食べながらお好み焼き焼いてたもん。笑


でもうまいんだから。


そーやって抜くとこ抜いて、


やることやる。


それが長く愛される理由だね。


勉強になりました。


ごちそうさまでした。


また行こう。



これは登美子さんの息子さん。


登美子さんは先に帰っちゃった。笑

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