憧れの存在

昨日は早く仕事を終わらせて 打ち合わせで表参道に行ってきた。

誰との打ち合わせかって?

それは教えられないよ。

なんてね。

なんとHEAVENSの小松敦先生と打ち合わせですよ!

美容師を18歳からやり始めて、
都内に行きたい願望が強すぎて色んなところに電話かけまくって面接断られて、
もう都内はいいやとか思って、
なんとなく始まった美容人生。

そんな時に都内の有名スタイリストの本を片っ端から買ってみて、
色んな本読んで、
この人すげーなーって思ったのが、
PHASEの横手さんとHEAVENSの小松敦さんだった。
なんか違うけど自分のボブへのこだわりはたぶんこの2人の影響が強い気がする。

そんな昔に遠く感じていた存在に始めて近付けたのはルベルコングレスの大会で小松敦賞を頂いた時だ。

あの時は優勝よりも小松さんに選んでもらって、「このデザインは重要だぞ!
これから必要なのはこーゆーものだよ!
みんなも覚えといたほうがいい!」
って言ってくれたあの言葉が忘れらなかった。
右下の作品がその時の作品だ。
他の審査員の方にはカラーが読売ジャイアンツみたいだね。
とか言われて凹んだりもしてたけど、
でも憧れのある小松さんに選んでもらえた事がきっと自分の中で間違いではなかったんだ。
頑張ってよかった。
と心から思える。

それから数年が経ち、今回のセミナーの前にお会いする機会があり、その場所で挨拶をすると、あの作品を覚えててくれた事にとても驚いた。

何百、何千という作品を見ている中で自分の作品を覚えていてくれたという事がすごく嬉しかった。

そして今度は一緒の席で酒を交わしながら、
目の前で小松さんが美容について語っている。

夢のようだ。

でも今までやってきた事への神様のご褒美としてありがたくこの時間に感謝したい。


こんなまだまだペーペーの男とフランクに話してくれる小松さんに自分は脱帽です。

やはり登りつめる所には
人への敬意、感謝
人としての温かみ、真心、優しさ
美容師としての自信、努力、志
などまだまだ足りないものだらけな気がした。

まだまだ山の頂上は見えそうにない。

でもその頂上があるからこそ今こうして登り続けられるのだと思う。

人を見下す暇があったら見上げる事の方が大事だよ。

上向かないと前だって向けないし。

下ばっか見てないでさ。
歩くにしろ走るにしろ自分は前向いて歩んでいきたいじゃん。

そう感じた時間でした。
いつも思う。
出会いに感謝します。

三郷中央 美容室 ティロワ
as hair factory tiroir
ディレクター 枝村仁

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